オイカワ丸の湿地帯中毒

湿地帯中毒患者 オイカワ丸の日記です。

日記

今日は観察会。毎年している川です。今日は少し早く着いたので少し上流を見てみました。

ここはアブラボテがたくさんおり、その割に改修がけっこうされていて不思議に思っていたのですが、少し上流では右岸側がまったく手つかずであることがわかりました。この部分があったので生き残ったのではないかと。いまは改修された場所にもたくさんいるので、今後も大丈夫でしょう。色々な現場を見ていると、微妙な工事期間のズレ、工事しなかった区間の長さなどの偶然が、絶滅危惧種の生存を左右しているような気がしています。逆に言えば、このあたりをうまく調整できれば、止むを得ず行う人為的な環境改変と生物の保全は両立できるのではないかと思っています。まあ結局一般化するのは難しいのですけど。

大きなナマズ。ちびっこに触ってもらって放流。

ムギツク。美しさを熱く訴えて放流。肝心のアブラボテの写真を撮り忘れました。