湿地帯中毒

湿地帯中毒患者(末期)の日記です。

論文

Miyazaki, Y., Nakae, M., Senou, H. 2014. Ichthyofauna of the Kubo, Tochikura, and Ichinono river systems (Kitakami River drainage, northern Japan), with a comparison of predicted and surveyed species richness. Biodiversity Data Journal 2: e1093.
doi: 10.3897/BDJ.2.e1093 (リンク
岩手県一関市周辺(北上川水系)の魚類相に関する論文。過去の魚類相との比較が主題で、調査によって得られた標本をすべて登録していることもあり、保全上あるいは分類学上有用な情報を多く含んでいます。特にコイ属のCyprinus rubrofuscusの標本に基づく記録は日本初なのでは?というか普通に見落としてそうです。。
また、学名等の取扱いも魚類検索等とはだいぶ異なります。このあたりもNotesとしてその理由が解説されており、参考になります。オープンアクセスなので誰でも読めます。
こういうきちんとした手続きを踏んだファウナの記載的な論文は保全上も有用ですし、今後どんどん出てくると良いなと思います。