オイカワ丸の湿地帯中毒

湿地帯中毒患者 オイカワ丸の日記です。

日記

今日は観察会でした。ぎりぎり雨も風もなく、開催できました。

f:id:OIKAWAMARU:20190720213719j:plain

今日のライブ会場。毎年かかわっている某ビオトープです。

f:id:OIKAWAMARU:20190720213721j:plain

タイコウチ!右下の一匹が成虫、他は幼虫です。不完全変態なので、幼虫は成虫に良く似ていますが、翅がありません。

f:id:OIKAWAMARU:20190720213726j:plain

ドジョウ!今年も繁殖していました。ここのは遺伝的に在来系統です。F岡県でもここ数年、外来系統のドジョウの野外での確認地点が増えています。地域には地域のドジョウがいます。数万年、あるいはそれ以上、ずっと昔から生息している自然遺産です。気まぐれで破壊しないで下さい。取り返しはつきません。その辺で買ってきたドジョウは絶対に放流してはいけません。

f:id:OIKAWAMARU:20190720213737j:plain

その後は秘密の池Xの様子を見に寄り道。干上がってないか心配していましたが、ここしばらくの雨で水位は問題なさそうでした。コオイムシがいました。この池で採ったのは初めてかも?だんだん増えている気もします。

f:id:OIKAWAMARU:20190720213742j:plain

ルイスツブゲンゴロウ。この池ではずっと多産していますが、産地はかなり減っています。今後が心配なゲンゴロウです。

f:id:OIKAWAMARU:20190720213807j:plain

カメムシ目のミズムシ類がものすごくたくさんいました。大型種はざっと見た感じ、オオミズムシ、ナガミズムシ、ミヤケミズムシでした。特にナガミズムシは、県内では珍しいですが、今日はたくさんいました。

夏休みに入りまして観察会講師業も本格化。今年は10回と、ちょっと少なめです。