オイカワ丸の湿地帯中毒

湿地帯中毒患者 オイカワ丸の日記です。

日記

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今日の水生昆虫はアカヒラタガムシHelochares anchoralisです。国内では南西諸島に分布し、水生植物が豊富な池沼や水田などでみられます。この仲間としてはやや大型(5.7ミリ)で、特徴的な下膨れの体型、そして緑がかった美しい体色から国内の同属種との区別は容易です。メスは産出した卵塊を腹端に保持したまま活動します。すなわち卵が孵化するまで持ち歩いているわけですが、どの程度世話をしているのか、持ち歩かない場合に孵化率がどうなるのかなどは、よくわかっていないようです。