オイカワ丸の湿地帯中毒

湿地帯中毒患者 オイカワ丸の日記です。

日記

色々と3月の予定が狂いに狂いまくっていますが、一方でリスクの少ないすべき仕事は淡々とこなさなくてはなりません。というかやはり湿地帯なしではしんでしまいます。

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今日の湿地帯。一人で車に乗って調査場所へ出かけ、この湿地帯には今日私以外の人類はいませんでしたので、あのウイルスにやられるリスクはほぼゼロといえましょう。ただし溺死のリスクは高いので、注意が必要です。不安にかられるのは人間としてやむをえませんが、こういう時こそ冷静にリスクの高低を判断していくことが重要です。おぼれてしまっては何にもなりませんので、ここではウイルスよりも溺死に注意するということです。

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コオイムシです。20年前は県内ほとんどいなかったのに、ここ数年、コガタノゲンゴロウやウスイロシマゲンゴロウと歩調をあわせるようにじわじわと増えています。

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ヒメミズカマキリです。ミズカマキリより小さくて、ため池などやや水深がある安定した止水域を好みます。

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ヒメガムシ(右)とマメゲンゴロウ(左)です。F岡県内では屈指の普通種ですね。

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ルイスツブゲンゴロウです。これは少ないですがこの池にはいつもいます。

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今日の目的を確認できました!コバンムシです。真冬にどういうところにいるのか、だんだんわかってきました。こうした知見を保全に生かしたいです。

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これは別の場所。昨年に穴を掘ってカスミサンショウウオの産卵場整備をしたところです。

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狙いどおり卵がありました!今年もカスミサンショウウオが繁殖できたようでうれしいです。このまま干上がらずに順調に成長してくれるとよいのですが。。