オイカワ丸の湿地帯中毒

湿地帯中毒患者 オイカワ丸の日記です。

日記

昨日の日記で紹介した木の杭に孔を掘って暮らしている等脚類ですが、当初は木に孔を掘って暮らすということからキクイムシ類かと思ったのですが、形態的にはコツブムシ類のようでした。

f:id:OIKAWAMARU:20200810221005j:plain

孔を掘れる基質があれば何でも掘って暮らしてしまう種として、日本ではヨツバコツブムシやナナツバコツブムシが知られているようです。

 

ヨツバコツブムシの記事↓

www2.chiba-muse.or.jp

ナナツバコツブムシの記事↓

www.geosociety.jp

こうした記事を改めて読んでみると、確かに頭の片隅にこうした生き物の話はちらっとありました。ようするに適した基質が海中にあれば、孔を掘って暮らすという生態をもっているのですね。興味深いです。

f:id:OIKAWAMARU:20200809114223j:plain

これらの孔の中にはコツブムシ類が1匹ずつ入っていましたが、お尻の部分でフタをしているような感じで、がっちりとはまっていました。色々な湿地帯生物がいて、まだまだ修行が足りません。。

ということでご教示いただいた林成多さん、ありがとうございました!勉強になりました。