先日の渓流で心洗われながら採集した妖精の写真です。
タテスジマルヒメドロムシOptioservus ogatai。九州では最上流に分布し、標高の高い低水温の水質が良好な渓流にしか生息しません。上翅の斑紋は全体黒色から、全体褐色、そしてこのように鮮やかな斑紋をもつものまで様々。素晴らしい。体長2.7~3.1ミリ。
同所で採れた全体黒色タイプ。
上翅全体が褐色というか橙色というか着色するタイプ。マルヒメドロムシ属は同種内でも模様の変異があり、レア模様の個体を探す楽しみなどもあり、なかなか奥が深いです。