オイカワ丸の湿地帯中毒

湿地帯中毒患者 オイカワ丸の日記です。

日記

生きています。某感染症はなかなか大変な状況になってきていますが、その中でもこれまでに問題化していた部分が解決していたわけではなく、また私はそうした問題解決のためにやとわれているので、浮足立つことなく粛々と職責を果たそうと努力しています。害虫も、生物多様性保全に関するあれこれも、研究もこなしつつ日々過ごしています。

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先日にポン氏の同級生の女子二名が自宅前を通りがかった時、ちょうど私が鹿の頭骨を持っていたので呼び止めて見せてあげたらとても喜んでいました。良いことをしました。また、ちょうどミズカマキリとドジョウも生きたのがいたので見せたところ、ミズカマキリは知っていたのにドジョウを知らなかったのに驚きました。ドジョウは有名な湿地帯生物であると思い込んでいたのかもしれません。確かに環境省レッドリストでは準絶滅危惧、福岡県レッドデータブックでは絶滅危惧II類です。もうすでに普通の生き物ではないわけで、今の若者(小学生)にはまったくなじみのない生き物と言っても過言ではないのでしょう。こんな状況にしてしまった大人の一人として、再びドジョウが増える環境の再生を少しでもがんばっていきたいです。あわせて、ドジョウの普及啓発も油断せずに進めたいです。保全の第一歩は「知ること」です。

繰り返し繰り返しで恐縮ですが、ドジョウを増やす、となった時にその辺から買ってきたドジョウを放流してはいけません。それは外来種であり、ただの環境破壊です。ドジョウを増やすといってもその水系に在来のドジョウが増えなければいけません。そしてその手段は、まずは環境の再生です。