オイカワ丸の湿地帯中毒

湿地帯中毒患者 オイカワ丸の日記です。

日記

今日は出身研究室の先生&学生さんと合同での水路での魚調査でした。たくさん投網をうちました。採れた魚を少し紹介します。

f:id:OIKAWAMARU:20211126215252j:plain

カムルチー Channa argus

状態の良い大きな個体でかっこいいです!もちろん九州では外来種。しかしかっこいいです。

 

f:id:OIKAWAMARU:20211126215306j:plain

ブルーギル Lepomis macrochirus

これはかなり立派な個体です。もちろん九州では外来種特定外来生物に指定されており、無許可での飼育や生きたままの運搬、放流は禁止されています。しかし大型個体は実にかっこいいです。

 

f:id:OIKAWAMARU:20211126215253j:plain

ニッポンバラタナゴ Rhodeus ocellatus kurumeus
形態的にはそうですが、最近は九州でも外来種タイリクバラタナゴとの交雑が進んでおり心配です。タイリクバラタナゴはけっこう普通にペットショップとかで売られていますが、放流は決してしないようにしましょう。ニッポンバラタナゴが滅びます。
 

f:id:OIKAWAMARU:20211126215318j:plain

ツチフキ Abbottina rivularis

好きな魚です。泥底の止水環境に多いです。繁殖期になると雄はさらにかっこいいんですが、繁殖期は2~3月ころなので、まだ先ですね。

 

f:id:OIKAWAMARU:20211126215750j:plain

ナマズ Silurus asotus
こちらもかなり立派な個体。久しぶりに採った気がします。ナマズにもいろいろとあるようですがこれは在来かな。

 

f:id:OIKAWAMARU:20211126215328j:plain

左がコイ Cyprinus carpio
真ん中が(とりあえず)ギンブナ Carassius langsdorfii
右がゲンゴロウブナ Carassius cuvieri
同所的に採れました。コイとゲンゴロウブナはここでは外来、ギンブナはたぶん在来ですが、よくわかりません。こうして同サイズで並べると違う魚であることがよくわかります。