オイカワ丸の湿地帯中毒

湿地帯中毒患者 オイカワ丸の日記です。

日記

図鑑のほうも最終段階となってまいりました。もうすぐです。しかしミスなく出せるのか・・
昨日は世界湿地の日だったそうで、湿地の写真などこちらに載せておきます。

石垣島の清流。色々なヒメドロムシがいました。今も清流でしょうか。離島にこういう清流があるのはとても素敵なことです。

与那国島の湿地帯。これまでで、一番感動した湿地帯です。もちろんこれより良い、というか色々な生き物がいる湿地帯などたくさんありますが、あの時の知識であの時の気持ちで、こういう湿地帯に出会ったというタイミングにより得た感動は、もう一生味わうことはないでしょう。

有明海の干潟。もう一つ、これまでで大きく感動したのがこの湿地帯です。どこまでも広がる干潟の上に、ごろごろと転がる大きな魚。まさに異世界でした。九州に来てよかったなあと、思ったのを覚えています。こんなイセウキヤガラ群落を背景に、ムツゴロウを見ることができる場所は、実はほとんどないのですが。もう少し、干潟環境が良くなることを、願っています。

場合によってはこういう湿地帯も、生物にとっては重要な環境です。川とのつながり方、気候など色々条件はありますが、特にコンクリ集水桝でありながら、中に植物がたくさんあるのが良い。

タナゴモドキがいました。どこでもかしこでも、採集禁止の筆頭になっている魚ですが、個人的には、環境構造をうまく再生することで、個体数を増加させることは、それほど難しくないと考えています。現状で個体数がそう多くない、というのはそうなのかもしれません。しかし、採集禁止を解除するだけの、環境構造の再生と個体数の回復の取り組みを、指定した行政には真剣にやっていって欲しいものです。