今日は某湿地帯へちょっと調査へ。
イチモンジタナゴ。当地では外来種だけれども、美しいものは美しいし、かっこいいものはかっこいい。増えては困るけれども。複雑。
カマツカです。安定のかっこよさです。
ヤマトシマドジョウ。陽光をあびたその美しさ!!
茶釜?らしきものが落ちていました。あまりみかけません。
先日に浚渫の記事を書きましたが↓
このうちこちらのパターンについて↓
実際に行われた事例があり、その後にどうなったかという写真を送ってもらったので、紹介します。撮影者はやながわ有明海水族館の亀井館長です。写真使用を許可いただきありがとうございました。
岸際と流心を残して、深めに掘るという形での浚渫が行われていました。亀井さんの調査では、残った部分にきちんと二枚貝が生き残っていたようでした。良かったです。流下断面は計画どおり確保できましたし、治水と生物多様性保全との両立ができました。おそらく担当の方は調整や説明等で努力していただいたのだろうと思います。でもそうした一人一人のがんばりの積み重ねは、確実に将来に向けた豊かな社会づくりにつながると思います。そうしたところに貢献できるよう、私もがんばっていきたいです。
今日は干潟の調査でした。
良い干潟は良いです。心が安らぎます。生き物はしぬほどいます。
クボハゼです!久しぶりに見ましたが、素敵です。
こちらはヒモハゼ。久しぶりに見ましたが、かっこいいです。
年度末進行で報告書作成ややり残した調査などを進めています。
これは先週の調査にて採集したルリヨシノボリです。頬の瑠璃色斑点が美しいですね!
これは今日の調査にて、ニホンアカガエル(上)とカスミサンショウウオ(下)です。造成後10年が経過した某湿地帯の調査ですが、毎年毎年多数確認できています。この湿地帯を造成しなかったらここはほぼ陸地だったので、これができた10年間にどれだけの個体数の両種をこの世に送り出せたのだろうかと思うと感慨深いです。もちろんこれらは造成後に放流したものではなく、周囲から自力でやってきて繁殖して増えたものです。適切な場があれば希少種も増えるという思いを強くした湿地帯でもあります。なるべく長く続いて欲しいけれども、果たして。。
帰り道に少し干潟によって様子を観察。マサゴハゼがたくさんいました。小さくてかわいい顔です。