2016-01-01から1年間の記事一覧
Vasil'eva, E.D., Kim, D., Vasil'ev V.P., Ko, N.H., Won, Y.J. (2016) Cobitis nalbanti, a new species of spined loach from South Korea, and redescription of Cobitis lutheri (Teleostei: Cobitidae). Zootaxa, 4208: 577-591. たまには論文紹介。ず…
師走の師走っぷりにおびえる毎日です。あれもこれもおわりません。心安らかな年越しは困難かもしれません。今日は野外調査。 ツチガエル。 ドンコ。 オオヨシノボリとシマヨシノボリ。 カワヨシノボリの壱岐-佐賀型。今年の夏の調査でみつけた県内2水系目の…
生きてます。。なんかやることがおおすぎです。 ビオトープ整備&観察会でした。カスミサンショウウオ君がいました!かわいい! マツモムシ(上)とオオミズムシ。背泳ぎ派と平泳ぎ派です。 こういう時期になってきました。ここは某希少種がいるため、協議し…
調査でした。 シマヨシノボリ クロヨシノボリ。この水系では初! 特定外来生物・ウシガエル。かなり巨大な個体。 スッポン。これもかなり巨大な個体。
イキテマス・・。某図鑑の原稿は一応すべて終了し、順次校正作業中。発売日には間に合いそうです。そんな中、約9年一緒に各地を走り回ってきた愛車のスイフト君とお別れすることにしました。走行距離は約17万キロでだいぶ不具合が出てきていたのと、車検のタ…
必死で色々しています。はい。 F岡県産のウスバカマキリ。生きたのをはじめてみました。超絶かっこいいのでしばらく飼育することにしました。子供の時から図鑑では見ていて、ちょっと探したりもして、それでも出会えなかった生き物は、出会ってみるとやはり…
生きて・・ます・・ 図鑑の執筆に追われて死にそうですが、何とかゴールが見えてきました・・。そんな合間に湿地帯調査など。 ドキドキする看板。 死ぬほどいるハイイロチビミズムシ。ひょっとするとクロチビミズムシも混ざっているかもしれません。 こちら…
今日は某業務のため川へ。ちょっと久しぶりの川だったので楽しかったです。絶滅してたらどうしようと心配していた某種も確認できたので良かったです。 今日は良いカマツカがたくさんいました。これはもう理想の体形ですね。 たくさんいすぎて、おかしくなっ…
なんかもう色々まわらなくて終わってますががんばって生きています。生物多様性よくある誤解、2題。 遺伝的多様性については、もう少し深い部分もありますが一瞬で間違いなく心にとどかせるには、情報量としてこのくらいが限界でしょうか。W辺先生のサイトに…
イキテマス。10月になってしまいました。色々と締切に火がついて炎上して毎晩必死で何か書いていますので、ブログ更新頻度は下がります。どうもすみません。
外来生物問題について基礎から知りたい教科書的なものを知りたい、という意見がいくつか届きましたので、まずは以下の3冊を紹介したいと思います。他にも色々とためになる良い本は多くあります。 ●西川 潮・宮下 直「外来生物: 生物多様性と人間社会への影響…
今日は川で調査でした。良い天気で川もきれいで最高です。 タカハヤ。地域によって形とか色とか違いがあるなあ、と。いつも思っています。 ヤマメ?なんかちょっとアマゴ混ざってるような。ここは放流されまくっているので、もうめちゃくちゃ。。 カワムツ。…
フレッド・ピアス「外来種は本当に悪者か?: 新しい野生 THE NEW WILD」草思社.全体として本書は専門的な用語の定義や使い方に誤りが多く、そもそも「社会問題としての外来種問題」に関する基本的な部分に誤解があります。したがって導き出される考察や結論…
観察会でした。 ライブ会場。やや人為的な環境改変の激しい場所です。 毎年している場所ですが、おそらくはじめてカマツカが採れました。 ムギツク。 ここは水生昆虫は多いです。ゲンジボタルの幼虫。 ヘビトンボの幼虫。かっこいいですね。
雨でしたが知り合いの方のつくったビオトープを見て欲しい、ということだったので訪問しました。近づいたらやっぱり入りたくなったので、簡単に調査も。 網をいれてみると、普通種中心ですが個体数が多い!ヒメガムシ、マメゲンゴロウ、ウスイロシマゲンゴロ…
Perdices, A., Bohlen, J., Šlechtová, V., Doadrio, I. (2016) Molecular eidence for multiple origins of the European spined loaches (Teleostei, Cobitidae). PLOS ONE: DOI:10.1371/journal.pone.0144628 (リンク) 今年の初めに出た論文。紹介しよ…
まだまだ続く観察会。。 今日の会場はこちら。まだ入ったことのない川なので楽しみでもあります。 ムギツク。 トウヨシノボリ。 コオニヤンマ。 カマツカもたくさん。ということで魚はまあ予想どおり普通でしたが、水生昆虫は意外に種類が多く、驚きました。…
今日は観察会でした。 今日のライブ会場(のちょっと上流)。 いきなりアカザが採れて衝撃でした。この川は何度も何度も調査したことのある某川なのですが、アカザはこれで3度目です。ちびっこにその珍しさと大切さを力説しました。 ムギツク。ムギツク欲し…
前回までのあらすじ 「〜幻の珍姫泥ツルギマルヒメドロムシO. inahataiを求めて、日本各地から剣山に集結した超人たち。若き天才・オガー氏の圧倒的な採集能力の前に、力の衰えた湿地帯の貴公子・おいかわ丸はなすすべもなく敗北する。しかし最後の最後にど…
昨年、日本のヒメドロ界を震撼させたあの新種が記載されたのは記憶に新しい。そう、ツルギマルヒメドロムシOptioservus inahatai Kamite, 2015である。その画像を見た瞬間、私は「マジで・・」と独りつぶやいたものである。おおよそ日本のヒメドロムシ相は解…
土日は四国へ某ヒメドロムシを採集に行ってきました。台風の影響で今日は早く帰らざるを得ず、時間的には短かったですが無事に目的のヒメドロムシを採ることができました。おつきあいいただいたイナハタさん、オガーさん、Y富さん、どうもありがとうございま…
河川整備計画、というものは行政が管理している河川については概ねあるわけですが、それらの一部は公開されています。河川法によって河川環境の保全が河川整備の目的の一つに挙げられているので、河川整備計画においてその川の生物相に関する情報はだいたい…
この夏は観察会続きで、研究時間がほとんど確保できませんでした。が、昨日に共同研究者氏から解析データが送られてきました。おおお、という納得かつ驚きの内容でした。良かったです。少しずつですが、なんとか進んでいます。 泥鰌属4種(?)。見た目が違…
ヒメドロムシ観察会でした。あいにく雨でしたが、なんとか現場もできて、参加者の何名かも生まれて初めてヒメドロムシの採集に成功したので、良かったです。 採れたのは4種。マルヒメツヤドロムシ(仮)、キベリナガアシドロムシ、イブシアシナガミゾドロム…
イキテマス。その後も観察会やら会議やら研修講師やらで、やりたいことがなかなか進みません(まあこれらの仕事もやりたくないかというとそうでもないのですが)。 今晩は諸事情あってオオシマドジョウを炒めて食べてみました。くさみなどはなく、美味しかっ…
今日も観察会。よく晴れています。 今日の会場。 ここは何が採れるのかよくわかっているので、当然狙わなくてはいけない魚がいます。そして、このように両方同時に採れてしまうわけです。長年の修行の成果です。 オヤニラミ。この大きさの色彩の鮮やかさはた…
観察会でした。6年前からずっと依頼を受けている場所ので、一日かけて同じ川の上流、中流、河口をみるというもの。参加者も多く何度もきているちびっこもいるので、やりがいのあるものです。 トノサマガエル。かなり大きい個体。ここまで大きいのは久しぶり…
神奈川で講演やら、東京で打ち合わせやらしておりまして、間があきました。今日は川で調査でした。良い天気で倒れそうでした。 今日採れて一番驚愕したのがこれ。ヤマメ。30センチ超えです。水温も26度ちょっとで、こういうのがいそうもない環境だったので驚…
一昨日にだいぶ体調が悪化していたポン氏ですが、復活したので午前中は少し蝉採りに。先日南西諸島某島で購入したエビタモをもっていったのでセミは楽勝に採れます。エビタモ素晴らしいです。おすすめです。 アブラゼミとクマゼミはすでに弱っている個体が多…
連続湿地調査からの休養的な日々。。今日はアオマツムシの初鳴きを観測しました。確実に秋に向かっているようです。