2025-01-01から1年間の記事一覧
2025年も最後の日となりました。今年思い出の湿地帯生物は一昨日紹介したので、今日は今年の論文について。今年は査読論文は和文論文のみでしたが、共著含めて6報、うち主著は2報となりました。その2報はミズカメムシとアムールホソドジョウ。いずれも思い入…
2025年も終わりつつあります。今年は久しぶりに行った湿地帯もいくつかあり、湿地帯中毒患者としては満足いく湿地帯度でした。ということで今年出会った思い出の湿地帯生物を紹介していきます。 まずはヒゲナガカタビロアメンボの長翅型!今年は久しぶりに石…
ポン氏様の冬休みの宿題に野鳥観察があったので、有明海は東与賀の干潟に行ってみました。「東よか干潟」はラムサール条約登録湿地として有名です。ラムサール条約といえば鳥類の保全のための湿地保全のための条約。ということで鳥類はたくさんいるだろう、…
所用により関東地方に来ています。ということで今日は千葉県成田市の印旛沼漁協直営レストラン水産センターに行ってきました。 残念ながらドジョウは品切れでしたが美味なる淡水生物を食することができました。 コイのあらいです。薄切りが特徴とのことで確…
中島 淳・尾山大知・大井和之・今田明生・吉本亘成(2025)東京都から採集された外来ドジョウ属Misgurnus mohoityアムールホソドジョウ(新称)(コイ目ドジョウ科)の初記録.水生動物,2025:AA2025-55 www.jstage.jst.go.jp ドジョウ新作論文です。麻布学…
甲虫学会に続いて先週は魚類学会というスケジュールで疲労しています。ようやく土曜日なので休暇です。しかし庭のことなど色々しないといけません。 ということで庭で栽培していた落花生の収穫を行いました。 初夏?あたりから植えていたのに収穫量は芳しく…
日本甲虫学会から帰宅して普通に休みではありません。今日は少し湿地帯に行ってきました。 湿地帯に向かっていたところ、舗装道路上をゆっくり歩いているニホンヒキガエルがいたので、道の脇に移動させました。人間がつくった舗装道路上で人間がつくった自動…
明日から日本甲虫学会第15回大会のため倉敷に来ています。一人で前夜祭です。北九州魚部I氏からおすすめのお店に来ました。 いきなりのヒラです。もはや飲酒します!おいしすぎます。 なんとさばく前の一匹も見せていただきました。相変わらず美しい魚です・…
今日はフナ豆氏と某魚の調査のため有明海側へ調査に行ってきました。 こうした場所でひたすら投網を打ち続けます! メナダです! こちらはハゼクチ。国内では有明海・八代海にのみ分布する大陸系遺存種です。 こちらはワラスボ。同じく国内では有明海・八代…
行政の地方環境研究所というのは研究機関としてはあまり知られていない部類かと思います。大気汚染や水質汚濁などの公害が深刻で、人が病気になり死ぬ状況が生じていた頃に、そうした問題を科学的に解決することを目的として各都道府県や政令市が設置した調…
オゴマ荘亀川ビオトープ(第3回) NPO法人北九州・魚部&オイカワ丸プロデュース・オンセンゴマツボ荘に湿地帯ビオトープを造成する企画。「オゴマ荘亀川ビオトープ」の第4回作業に行ってきました。第1回~第3回はこちらから oikawamaru.hatenablog.com 7…
中島 淳・大井和之・渡部晃平・林 成多(2025)日本産ミズカメムシ科(カメムシ目)のDNAバーコーディングと分子系統.水生動物,2025:AA2025-45. www.jstage.jst.go.jp 論文が出ました。日本産ミズカメムシ科全7種(キタミズカメムシ、ミズカメムシ、ヘリ…
今日はとある場所にて観察会でした。座学→野外→座学と充実した内容で、楽しんでいただけたようで何よりです。 カワムツとオイカワです。九州北部の川であれば、この2種の区別はまずは基本です。 こちらはイトモロコとカマツカ。 ナマズが採れたのでナマズの…
先週まで30℃越えでしたが、昨日今日と急に寒くなってきました。一昨日は太宰府市内でクマゼミが鳴いているのを聞きました。色々と狂っています。粛々と仕事を進めます。 ヒメマルミズムシです。体長約1.6mm。透き通るような乳白色の体と鮮烈な赤い眼が印象的…
先日に九州南部に行った際にマコモダケが売られていました。あまりみないものですし、何より湿地帯植物なので購入しました。 マコモダケ(マコモタケ)は、マコモの茎の根本に黒穂菌が感染して肥大化した部分のことで、「茸(たけ)」の名の通り菌類でもあり…
先週は九州南部の湿地帯に行ってきました。 まずは目的のあれを探します。こんな美しい川にあれは生息しています。今回は潜水調査です。 いました!カマキリ(アユカケ)です!!久しぶりに見ましたが、大迫力。まだ生き残ってくれています。うれしいです。…
熊川真二・下山 諒・黒田真道・植木悠登・北野 聡(2025)千曲川水系および関川水系のドジョウ集団内における遺伝的撹乱の現状.長野県水産試験場研究報告,(24):5-17.(PDF※リンク先は24号全体のリンクです。本論文はそのうち2本目。ちなみに1本目のブ…
湿地帯ビオトープの観察会でした。 いつもの湿地帯ビオトープ。いわゆる”ザリ色の水”ですが、しかし良好なエコトーンのおかげで在来種もがんばっています。 今日は主催者側で前日からトラップを仕掛けていました!まずは上げていきます。何やら採れています…
ちょっと九州の南の方に行ってきました。湿地帯生物の話はまた後日。今日は買ってきたものを色々食べたり飲んだりしていました。 ビール!これはおいしい やご天!さつまあげです。生物多様性です。おいしい。 がね! がねとはカニのことだそうで、カニの形…
ビオトープ、という言葉は今や日本ではわりと誰でも知っている言葉なのは間違いありません。私がビオトープという言葉を知ったのも、きっとビオトープ管理士会による普及啓発の影響によるものと思います。私はビオトープ管理士ではありませんが、「自宅で湿…
現在とある本の執筆活動を続けています。締め切りが過ぎています。しかし少しでも良いものを書かねばなりません。がんばります。 その本とはあんまり関係がありませんが、コウベツブゲンゴロウです。 こちらはルイスヒラタガムシ。
調査に行って採集した水生昆虫はなるべく写真を撮っています。 チビゲンゴロウです。もっとも普通にみられるゲンゴロウ科の一つと思われます。浅い水たまりを俊敏に遊泳しているのでぜひ探してみて下さい。体長2mm。よく見ると美しい模様を持っています。 マ…
今日は休暇でしたが小学生時代から知っていてもはや高校生になったT君に案内してもらってウズムシ(プラナリア)を見に行きました。彼はプラナリアが好きなのです。 まずは一地点目。とある街中の川です。 ここにはアメリカツノウズムシが生息しています。外…
先週はとある湿地帯へ調査に行っていました。 素晴らしい湿地帯! ミズオオバコの花がたくさん咲いていました。様々な水生昆虫が暮らしています。 コガシラミズムシ ツブゲンゴロウ オオマルケシゲンゴロウ ケシゲンゴロウ ホソセスジゲンゴロウ ヤマトホソ…
日々がんばって生きています。9月も下旬となりました。ヒトスジシマカを観察したりしています。 幼虫です。いわゆるボウフラ。よくよく見るとものすごいデザインです。怪物です。怪物風ですが水中の有機物を食べる平和な湿地帯生物です。顎には細かい毛が生…
宮崎県大淀川水系に何者かにより放流され激増している外来種コウライオヤニラミの調査に行ってきました。今回は長らく調査を行っているフナ豆氏にご案内いただきました。ありがとうございます! 支流のA川。潜水調査をしたところ、大小さまざまなコウライオ…
今日は湿地帯調査。タイコウチ幼虫がヒメミズカマキリを食べていました。 先週はこの湿地帯は干上がりかかっていて、そのまま干上がっていたらこのタイコウチ幼虫は羽化できず死んでいたと思います。今週はひどい豪雨で色々と人間界には被害が出てしました。…
夜の庭の観察をしました。夜でも暑いですが。 色々な昆虫がいました。 アブラゼミです。今年も数個体羽化しているみたいです。 ハラビロカマキリの幼虫です。庭で見たのは初めてです。 ハネナガイナゴの成虫です。 小さな庭ですが湿地帯ビオトープを中心にク…
今日は観察会でした。前半座学、後半野外というコース。テーマは外来種です。 なんで外来種対策をしないといけないのか?そもそもの話をまずは30分ほど聞いてもらいました。外来種問題を考える上で大事なのは定義の理解です。外来種とは「人がその種の自然分…
暑い日が続きます。しかし湿地帯調査に行かねばなりません。 しばしば訪れているとある湿地帯。赤いものは外来種にニシノオオアカウキクサ(もしくはアイオオアカウキクサ)です。もうすでに暑いです。 水温を計測してみると41.4℃!こんな水温ですがミナミメ…