オイカワ丸の湿地帯中毒

湿地帯中毒患者 オイカワ丸の日記です。

2015-10-01から1ヶ月間の記事一覧

日記

湿地帯で調査。もうそろそろ止水性昆虫&水草はオシマイ。 たぶんフトヒルムシロ。 ミズカマキリ。 ハネナシアメンボの成虫(左)と翅のないアメンボの幼虫(右) 今回行ったため池も池尻の浅い湿地はシカやらイノシシやらに踏み荒らされてヒドイことになっ…

日記

湿地帯の調査。天気もギリギリ持ちました。 美しい湿地帯の風景。と思いきや、右側の黄色の花が咲いているのは外来種のヌマツルギクです。侵略的というウワサもあります。 ヒメミズカマキリ エサキアメンボ たぶんテラニシセスジゲンゴロウ。交尾器をみない…

日記

九州の川であれば、上からみてもだいたい魚の区別がつきます。狂ったように魚を採って見続けていればわかるようになるのは自然の摂理なのですが、いくつかポイントもあります。もっとも大事なのは鰭の位置と数です。 例えば泳いでいるスズキ類(スズキとかブ…

日記

東海大学出版部のフィールドの生物学シリーズの第18巻として「湿地帯中毒:身近な魚の自然史研究」が発売となりました。 Amazonでも買えます → 目次は以下です。はじめに 第1章 研究のはじまり はじまりはカマツカ 迷走修士課程 第2章 カマツカの自然史 普通…

論文

Pallarés, S., Arribas, P., Bilton, D.T., Millán, A., Velasco, J. (2015) The comparative osmoregulatory ability of two water beetle genera whose species span the fresh-hypersaline gradient in inland waters (Coleoptera: Dytiscidae, Hydrophil…

日記

※2018年2月6日追記;この記事の個体ですが、その後の精査でアリアケキイロヒラタガムシE. bicolorではないことがはっきりしました。では何か、というところですが専門家によればキイロヒラタガムシの羽化不全個体ではないかという見解です。ということでひと…

日記

今日も観察会。よく晴れて観察会日和でした。泳いでいるちびっこもいました。さすがに寒かろう。。 今日もせっせとカマツカの素晴らしさを伝える活動。 やったーカマツカゲット!と思ってよく見たらハリガネムシもゲットしていたという写真。 観察会後は数年…

日記

今日は観察会。 ギギ。狙っていたのでお見せできてよかった。 カマツカ。狙っていたけどしぬほどいました。地元の人がランゲソウって呼んでるのを久しぶりに聞きました。由来よくわからないけどなんか良いですね。他にフエフキ(ムギツク)、イッチンカッチ…

日記

今日は一日デスクワーク。色々とすることが多い上に気の重い案件も続発していて気分は下降気味です。 今日は昨日採集した品々の整理など。某ムカデもこうして撮影してみたり。しかしよく見るととても美しいですね。南方にいるノコバゼムカデというものに似て…

日記

今日は外来種調査。色々と勉強しなくてはならないことが多いです。 某外来クモの巣。いそう。すごいいそう。 いました。相変わらず派手なやつです。 これもおそらく外来のワラジムシ。 これも外来と思われるムカデ。 これらは専門家に送ってきちんと調べても…

日記

今日は図書館に行って文献収集したり、標本の整理をしたり、資料を作成したりという感じの一日でした。 友人のKAJI君から竹ピンセットをつくっていただきました!素晴らしい出来!どうもありがとうございました。数年前とさらにその数年前にもありがたいこと…

日記

週末は都会へ会議。無事に戻って、ポン氏の七五三お祝い食事会などをこなしておりました。もう今日はやる気しないので本とか読んでいます。 前に買って積んでいた昭和17年出版の魚の飼育法に関する解説本。1942年ですよ! 水槽飼育おすすめの魚一覧。おおむ…

日記

調査に次ぐ調査。湿地帯中毒。。しかし色々追いつきません。 一昨日の湿地。ヒルムシロ類、ヒツジグサ、ホシクサ類、ヘラオモダカ、オオミズゴケなどのある良い湿地でした。 ホシクサ類。イヌノヒゲ系でしょうか?このあたりの知識はあまりありません。花が…

日記

家の水槽を刷新。 ゲンゴロウ飼育も久しぶりに再会!

日記

先日の新聞記事に関連して2つ大きな間違いがあったのでこちら修正します。記事中に 「大淀川は4〜5千年前まで、志布志湾(鹿児島県)に注いでいたが、霧島連山の火山活動で都城盆地が火砕流で覆われ、水路が変わった」 という部分、これは全面的に誤りです。…