今日は山でキムラグモを探していました。
確認することができました。キムラグモは腹部に背板が並びます。通常のクモにはこうした構造はありません。節足動物特有の体節構造の名残をもつ、珍しい形態のクモです。この個体は分布的に現在の分類体系でのヒゴキムラグモと思われます。超カッコいい。。
これが巣穴です。蓋があり、その奥に穴が開いています。
生息環境です。どこにでもいそうな感じですが、福岡県内での生息地はかなり限られているようです。もっと修行を積んで新産地を発見したいものです。今日の採集についてはクモの専門家であるバブウンサイ先生に色々と教えていただき成功したものです。どうもありがとうございました!
ちなみに今日は世界湿地の日だそうです。肝心の世界湿地の日に山で専門外のクモを探す湿地帯中毒患者オイカワ丸・・・