今日は奥方がどっかに行ってしまったので職場で作業。蒸し暑い・・5月ってこんなだったっけ。昨日まで元気だったコガタノゲンゴロウがゲンゴロウに惨殺されていた。昨日餌あげたのに・・そして昨日まであんなに仲良かったのに・・。何があったのだ。
一般的なシマドジョウ属の雄胸鰭の付け根には骨質盤という部分がありまして、成魚であればこれがあるかないかで雄か雌かはすぐわかります。そしてこの骨質盤の形態というのが分類を行う上でとても重要なキーとされています。
この部分を観察するには、透明化してアリザリンレッドで染色するという作業が必要になります。ひたすら透明化して染色します。ということで染色したたくさんの骨質盤を見続けていると、ふしぎな世界にさまよいこみます。顕微鏡下で観察するアリザリンレッドで染まった骨質盤はとても美しいです。
