今日は毎月一回のビオトープ調査でした。今年は初年度ということで戯れに稲を植えていたのですが、そろそろ収穫・・という今週になって当初の予定どおり(付近の農家の方の予言どおり)イノシシに食い荒らされました・・。
8月31日の様子がこちら↑。だいぶ穂が出来てきました。
そして今日・・↑。あたりに獣臭がただよい、イノシシ達は宴を楽しんだようです。これはひどい。農業というのはまさに野生生物との戦いであり、某希少生物関係の会議に参加していた農家の方による、「作物を食うような野生生物はみんな死んでしまえばいい」、という発言もさすがにわからないでもないです。
とりあえず来年度ももし引き続き水田をするのだったら、電気柵とかの設置が必要でしょうね。自分らでやってみて野生生物の怖さの一端がよくわかりました。
池のほうはかなり良い感じ。水面に盛り上がっているのはキクモで、白く見えるのはすべてミズオオバコの花です。来年度どうなるのか観察するのが楽しみです。ただ、今年の池掘削時には全くいなかった以下の3者がかなり増えてきた感もあり若干暗雲が・・
スクミリンゴガイ。明らかにミズオオバコの葉っぱを食べている。卵もキモイ!!
アメリカザリガニ。小さいのがポツポツ採れる。来年度以降爆発しかねない。水草との相性の悪さは抜群。
特定外来生物・ウシガエル。8月以降、急に大きいのが入ってきました。よそからぞろぞろと歩いてやってきたようです。迷惑!
まあそれをモニタリングするのも研究とは言え、なんだかねぇ・・です・・