オイカワ丸の湿地帯中毒

湿地帯中毒患者 オイカワ丸の日記です。

日記

今日は在宅勤務でした。論文を作成したり、報告書を作成したりなどでした。

ドジョウの顔を紹介します。

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イシドジョウCobitis takatsuensis 上流にいます。

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ヤマトシマドジョウCobitis matsubarae 中流にいます。

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アリアケスジシマドジョウCobitis kaibarai 下流にいます。

このようにシマドジョウ属は上流の種ほど口髭が長い、という法則があります。これは口ひげを底質中に差し込んで食べる習性から、底質の礫の大きさと関係しているのではないかと考えています。ところが、一方で泥底を好むドジョウ属のザ・ドジョウは長く、カラドジョウはもっと長いです。

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ドジョウMisgurnus anguillicaudatus。主に河川外の湿地帯の泥底にいます。

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カラドジョウMisgurnus dabryanus。こちらも主に河川外の湿地帯の泥底にいますが、ドジョウよりもさらに不安定な環境を好むようです。

さてこのドジョウ類の口ひげの長さを統一的に説明できる理論はあるのでしょうか。そんな統一理論を考察しています。