オイカワ丸の湿地帯中毒

湿地帯中毒患者 オイカワ丸の日記です。

日記

例のウイルスの関係もあり、私のほうは一日置きの出社となっています。幸い自宅にパソコンもネットもあるので、デスクワークのほうは問題ありません。

ということで今週は生物多様性に配慮した公共事業についての資料を作成しています。本来は公共事業担当職員研修用なのですが、当然のことながら研修がなくなってしまったので、配布資料バージョンで作り直しています。配布だけとなってしまいましたが、担当職員の方には、読んでもらえるとありがたいです。自然環境とうまくつきあい、生物多様性の恵みを存分に受けて楽しく生きていける社会をつくる上で、公共事業の責任は大きいのです。

f:id:OIKAWAMARU:20200422124006p:plain

なんで生物多様性保全をしなくてはいけないのか、ということはここで今更どうのこうの書くまでもありません。もちろんそこは知っておくべきことですが、行政職員としては何よりも、膨大な議論の末にこのように「法律」や「指針」で示されている、ということを知っておくことが重要です。税金を使って行われるあらゆる公共事業において、生物多様性との共存を目指し、事業との落としどころを探らなくては「いけなくなっている」ということです。時代は変わりました。法律は国民との約束です。困難な部分はもちろん多いですが、法律の精神に則り、できる努力をしていきましょう。それがより良い社会をつくります。より良い社会をつくることに貢献することが、行政の大事な仕事です。