オイカワ丸の湿地帯中毒

湿地帯中毒患者 オイカワ丸の日記です。

日記

午前中は昆虫学教室へ。K谷先生と博物館のM山さんに色々と対応していただいた結果、無事に目的の2種の標本を見つけ写真を撮ることができました。お忙しいなかどうもありがとうございました。

まず1種目は福岡県産マルコガタノゲンゴロウ

1930年採集。福岡(筑前)とは何処や。

つぎは福岡県産オヨギカタビロアメンボ

1951年採集。大橋のどこだろう。これは貴重なタイプ標本です。
ということで福岡県産水生昆虫図鑑もいろいろと充実してきました。いなくなってしまった水生昆虫もかなり多いことがわかりました。もちろん、まだ再発見の可能性が残された種もいますが、絶滅した可能性のほうがはるかに高い種も多いです。残念なことです。各種が絶滅・激減した理由については、一生懸命考えていく必要があります。それを今後に生かしていきたいものです。