オイカワ丸の湿地帯中毒

湿地帯中毒患者 オイカワ丸の日記です。

日記2

本日は研究室後輩の調査手伝いにて福岡県某川へ。ここは町の再開発に伴って、二面コンクリの悲惨な川を多自然な感じに作り変えることが決定しておりまして、その事前-事後調査を今後行っていこうということで、今回予備調査&調査法指導に行った次第です。予定では川沿いの道路を撤去して河川用地を2倍に広げることが出来るという画期的な内容ですので、うまくいじってやればかなりの回復が見込まれます。河川用地一杯に水面がある(=河川敷がない)という状況ではいかんともしがたいのですが、河川用地に余裕があれば出来ることは色々とあるはず。また、すでに現在の魚類相は悲惨な状態ですのでこの際思い切り工事してもらいたいものです。本流と接続してるので環境がよくなれば本流から魚もたくさん戻ってくるでしょう。

調査をはじめるとまずぶち当たる壁・・オイカワ(上)とカワムツ(下)の幼魚。

ケラ。もはやお手上げの図。

そして調査をいくらしてもぶち当たり続ける壁・・フナ類。背鰭軟条数や体色・体型からオオキンブナ?と言えますがもはやお手上げ・・。