オイカワ丸の湿地帯中毒

湿地帯中毒患者 オイカワ丸の日記です。

日記

論文はあと少し・・あと少しなんだが・・。
先日は植物担当の方の調査に同行してきました。目的はこれ↓

特定外来植物のブラジルチドメグサHydrocotyle ranunculoides。国内で特に問題になっているのは福岡県、大分県熊本県あたりだそうですが、今回福岡県内の既知の地域とは別の場所で見つかってしまいました。かなり早期発見だったようで、群落の規模も小さくなんとか駆除が出来そうです。

この一節一節からもっさりと根が出ているため、ちぎれればちぎれるほど個体数が増えていくということです。こんな外来種に水面を覆われては九州湿地帯生物の危機と言えましょう。なんとかこれ以上の拡大は防ぎたいものです。
ちなみに特定外来生物の飼育/栽培/運搬/保管/輸入/放出/譲渡は犯罪ですのでお気をつけ下さい。特定外来生物法については公式サイトがさすがの詳しさ→リンク