オイカワ丸の湿地帯中毒

湿地帯中毒患者 オイカワ丸の日記です。

日記

なんか9月にはいってほぼ毎日観察会か会議で出張しとります。うぅむ。毎日はきついな。研究がススマナイ。そしてちょっと観察会とか会議とか多すぎるじゃないの、断りなさい、あんまり仕事をするな、とカンリブチョウが仰るわけです。そんなこと言われてもねえ。。
ここから別の話。ここ2年ほど色々な立場の方と野外で観察をしたりしているわけですが、川とか行くとオイカワとかカワムツの小さいやついますよね。すごくたくさん。それをだいたいみんなメダカっていうんですが、いやこれはオイカワやカワムツの子供ですよと、そういう風に訂正していたんです。
でも回数を重ねていくごとに、ムギツクの小さいのやフナの小さいのもメダカと仰っている人が結構多いことに気づきました。いやこれはムギツクの子供ですよ、と訂正するものの、結構な数の人が(大人も子供も含めて)、ああでもこれは小さいからメダカじゃないですか、というわけです。
でふと思ったんですけど、ひょっとして遊泳性の小さな魚の地方名が「めだか」ということはないですよね・・。標準和名メダカという魚とは別種かどうかは問題ではなく、小さい川の魚は「めだか」と呼ぶのが正しいのではないかと、ふと思ったわけです。
そういえばオイカワやカワムツは「はや」っていいますね。ヨシノボリとかドンコは「はぜ」っていいますね。オイカワは「はや」であり、オイカワでもある。ヨシノボリは「はぜ」でありヨシノボリでもある。小さい魚はどんな種類であれ「めだか」なのではないだろうか。それはそれであっているのかもしれない。ということで今後は説明をどうすべきか悩んでいます。