オイカワ丸の湿地帯中毒

湿地帯中毒患者 オイカワ丸の日記です。

日記

本日は背中の赤い某蜘蛛に関する市町村説明会。国、県、市が昨今の状況、発見した場合の手順、現在までの取り組み事例などを説明するという意欲的な催しです。満員御礼で注目の高さが伺われます。実は県の専門家として私が話をしてしまいまして、まあ消去法でいけば私なのかもしれませんが、実は蜘蛛の専門家ではありません。専門家面してすみません。
でも、「こういう仕事を断る→こういう仕事がこない→仕事が少ないから人員いらない→生物研究職一枠減」、というストーリーもあり得るので、一生懸命勉強してプレゼン作成しました(ちなみにこういう勉強は楽しい)。しかしその一方で、現在は諸事情により定員を満たしていないため、対応できなくて当然という話もあります。なのでそういう状況で対応してしまうと、「一名少なくても十分に対応できる→人員は現状で十分→やっぱり生物研究職一枠減」、というストーリーもあるのかと帰りの電車で半分寝ながら考えていました。いずれにしろ上層部は人減らししたくてたまらないみたいなので、考えても仕方のないことだと思いました。考えるのをやめました。
そういえば先日愚痴ってた件について、すなわち仕事減らすということは、人員を減らす口実に他ならないんですね。来年度一名の新採募集を成就するためにも、「仕事は膨大にある」「でも人がいないので回らない」ということを地味にアピールする必要があるのだろうと考えています。アピールっていうか、まあ普通にしてるとそういう状況なんですけど。厳しい世の中です。いや、もちろんこのご時世、合理化はせざるを得ないと思いますよ。でも需要がある部分あるいは替えがきかない部分に対してはも少し慎重な判断をした方が良いと思うのですけど。まあ偉い人には下っ端には想像し得ない、(給料に見合った)大局的な判断ができているのかもしれませんが。