オイカワ丸の湿地帯中毒

湿地帯中毒患者 オイカワ丸の日記です。

日記

本日は某所にてヒナモロコ生息地再生水路の調査。水路は水田地帯のど真ん中にあり、今日はその水田地帯を管理している農家の方の共同草刈りの日です。ということでその草刈りにあわせて、今年のヒナモロコの様子を不肖私めが農家の方に解説するという、ちょっとしたイベントも兼ねておりました。
ここ3年くらい関わっていますが、昨年と今年の様子から、ヒナモロコがここで再生産するための水位管理や水草管理の仕方などに見えてきたものがあるので、そういったあたりをお話しました。農業と希少種保全の共存に正面から取り組んだこの水路はもっと評価されるべきと思います。放流によらず勝手に増えるようにしないといけません、という話、理解してもらえたでしょうか。

水路下流に作られたこの池が非常に良い。今年は繁殖が非常にうまくいっています。共存する種類はオイカワ、ヌマムツ、ドジョウ、フナなど。

でかすぎるヒナモロコ。3歳とか4歳とか?長老はまあ、採れればオウフ!とマニア的には感動しますが、ここでは当歳魚が重要。もちろん今年は当歳魚も多く確認できました。

アマガエル。

これは午後に別の場所で採ったナマズ。超浅い水路の泥の中にいました。最近ちょっと野外がご無沙汰だったので、色々見れて楽しかったです。でも明日も野外の予定。