色々と野外にいったり室内作業したり・・。若干風邪気味で弱っているので睡眠時間を増やしているところです。
グーグルマップの衛星写真を加工して7〜2万年前の最終氷期の衛星写真(っぽいもの)を作成してみました。右が現在です。文献資料等に基づいて単純に海水面を100〜120m低下させたところに海岸線を持ってきました。こうしてみると長江や黄河あるいは漢江などの河口は筑後川などの河口と近かったのですね。ヤマノカミ、ムツゴロウ、ワラスボなどはこの九州と大陸の間にあったであろう巨大な入り江に生息していた魚類なのでしょう。一般的に氷期には大陸と九州は地続きであったかのような記述もありますが、少なくとも直近の氷期には対馬海峡は存在していたという説が主流のようです。もちろん実際に地続きだった時期はあったはずですが、それはもっともっと前の話のようです。