オイカワ丸の湿地帯中毒

湿地帯中毒患者 オイカワ丸の日記です。

日記

今日は湿地調査。2ヵ所。昨年に某カエルが産卵していたという情報を得て行ったのですが、まだ早かったようです。でも色々発見はありました。やはり野外に行かないといけませんね。

別の某カエルの卵はものすごくたくさんありました。人工的な湿地なのですがよく機能しているようです。もう少し工夫したら良いのにと思う点もありますが、沢水がうまく流れ込むようになっているのでその点、及第点です。

接写!すでにだいぶ発生が進んでいます。このあたりでは1月下旬から普通に産卵がはじまっています。

ということでこれだけ卵があればその辺にいるはず・・・。いました。ニホンアカガエルです。前脚が太いので雄のようです。

周辺の沢で採集するとアカモンミゾドロムシとマルヒメツヤドロムシがいました。どちらも超普通種であんまり盛り上がりませんが、まあ分布データがあるにこしたことはないので良しとします。

どちらかというと一緒に採れたこちら、ウキゴリに喜びました。福岡県内ではあんまり普通にみられる魚ではありませんが、この水系は何故かわりとたくさんいます。しかしダム上までいるとは。移植されたものなのか不明。

わりと良い感じの看板。ええ、ええ、どんどん啓発をお願いいたします。
帰りに出身研究室によって、某標本を後輩に託し、某標本を回収して今日の任務は無事終了。やはり野外は良いです。