オイカワ丸の湿地帯中毒

湿地帯中毒患者 オイカワ丸の日記です。

日記

今日も調査的な何か。

久しぶりに大きなヤマノカミに出会いました。かっこよすぎです。

小さい方は今年生まれなので大きい方は昨年生まれ。この個体はこの夏を越えるのでしょうか??

迫力の横顔!こんな魅力的な魚が日本から絶滅したら困りますね。残念ながら有明海とその流入河川の状況は本種にとって悪くなる一方です。堰による遡上阻害、産卵基質である大型の貝類(の空殻)の減少、多くの生息河川があった諫早湾の消滅などなど。有明海の魚類とヤマノカミの危機的な状況については日本魚類学会の「シリーズ・Series 日本の希少魚類の現状と課題」で詳しく解説されていますのでぜひ一読を→PDF
有明海の生物は日本の宝だと思います。多くの人に興味関心を持ってほしいものです。自分が九州にすみ始めてからの20年弱、悪くなる一方です。

ヒラ。これは魚屋で購入したもの。ちょうどプレゼンとかに使う良い写真がなかったのでそれように。。こちらも久しぶりに見ましたが迫力あります。。この個体は全長約50センチ。