生きてます。最近入手した本など。
まずは内山りゅうさんの新刊「さかなのたまご（ポプラ社）」
全編ひらがなで子供向けの仮面をかぶっていますが、ムギツクのオヤニラミ産卵巣への托卵など、ちびっこを容赦なく淡水魚沼に引きずり込む仕掛がなされており、おすすめです。
もう一つは向井貴彦さんの新刊「岐阜県の魚類（岐阜新聞社）」
地域の魚類相図鑑という淡水魚類図鑑愛好家にはたまらない逸品です。県内の偶産の外来魚などもなるべく掲載しており、完全盤と言えるでしょう。カマツカBも載っています。
そして模式産地が岐阜県という岐阜県の誇る銘魚アジメドジョウについてはかなりのページが割かれて、これでもかと写真が載っており、底モノ愛好家にも満足いく内容となっております。
それから「湿地帯中毒 身近な魚の自然史研究」がついに重版出来！2年近くかかりましたが、じりじりと売れて2版となりました。うれしいです。お買い上げいただいた皆様、ありがとうございました。ちなみに細かい文章表現など修正しましたが、大きな変更はありません。図2・2は修正できました。ただ当時印刷中だったいくつかの論文について、すでに出版されたものがあったことからページ数をいれようと思っていたのを忘れてしまいました・・。さらに売れて3版までいったら修正しようと思います。よろしくお願いします。
