オイカワ丸の湿地帯中毒

湿地帯中毒患者 オイカワ丸の日記です。

日記

春先に大どじょう展など魚部とやっておりましたが、同じ北九州市いのちのたび博物館の夏の特別展「大昆虫博(リンク)」においても魚部企画展「魚部@ヒメドロムシ&ゲンゴロウ展」に一部参加させてもらっています。
何をしているかというと、ヒメドロムシの標本展示です。ただの展示ではなく、日本産全54種&オガーワ氏による世界のヒメドロムシ49種の標本展示です!すなわち103種のヒメドロムシ標本が勢ぞろい!ヒメドロムシの真の魅力に浸れるまたとないチャンスです。
他、魚部による生きたヒメドロムシやゲンゴロウ類の水槽展示、福岡県産の絶滅水生昆虫標本、福岡県が模式産地のオガタツヤヒラタガムシのタイプ標本展示などなど、特別展内の企画展ながらマニアックかつ盛りだくさんです。もちろん、メインの大昆虫博の方ではカッコイイクワガタや蝶々なども展示されていますので、安心です。7月15日から9月3日まで。お見逃しなく!


ずらりと並ぶヒメドロムシ標本。日本産、海外産ともに我々のコメントつきです。特にオガーワ氏の若干投げやり気味な解説が必見です!

ヒメドロムシは小さくて一見地味ですが、よく見ると姿かたちは様々で、非常に魅力的な水生甲虫です。この機会にぜひヒメドロムシを「見に」来て下さい。小さくて見えない、という心配はご無用。気合で見て下さい。写真は日本産ヒメドロムシ最大種、ケスジドロムシです。もちろん標本展示をしてますので、どれほど大きいのかぜひ確認してください。また、タイミングがあえば生きた個体も展示されているかもしれません。