オイカワ丸の湿地帯中毒

湿地帯中毒患者 オイカワ丸の日記です。

日記

今日は某魚を釣りに瀬戸内まで出かける予定でしたがかなり天候が悪そうなので延期です。実は釣ったことがなかったので楽しみにしていましたが残念です。しかし今日だけ天気が悪いってどういうことなのでしょうか。仕方ないので色々と調査用具など注文しつつおとなしくデスクワークします。
そういえば以前にボラの画像を紹介して名前を次回に、とか言っていたような気がするのですが忘れていました。あれはどうなったのかという突っ込みをいただいたのでこれから名前書きます。

セスジボラ。背中に隆起したスジがあるのが特徴的でわかりやすい。純淡水域まで入ってくることはあまりないですが九州北部の汽水域では普通種。

ボラ。とりあえず九州の川で、ということであれば胸鰭の付け根の青い点と普通っぽい感じから同定できます。九州中でも普通種。

コボラ。九州南部では見ますが、北部では見たことがないです。ちょっと寸詰まりの体型が特徴的。

メナダ。ヘビみたいに頭まで目立つ鱗と細長い体が特徴です。有明海でアカメといえば本種のことで目は赤い。九州北部では有明海流入河川で多い種です。

フウライボラ。九州南部では結構見ますが北部では時々見かける程度。口唇が分厚く、ちょっとカマツカの口っぽいのが特徴です。川にはあまり上らないようです。
この他に、ナンヨウボラも九州南部ではよく見かけまして、かなり塩分濃度の低い場所でも採れます。九州ではその他オニボラとかワニグチボラとかも見かけますが、川にはあまり入ってこないように思っています。ボラ類も奥が深くて僕はまだ修行中です。