オイカワ丸の湿地帯中毒

湿地帯中毒患者 オイカワ丸の日記です。

日記

この土日は家のことでばたばたしていてなかなかまとまらない感じでした。まあそのような中、ちょっと近郊の有名ホタル産地の一つを見に行ったのですが、思いがけずその場所がヒメボタルとゲンジボタルが両方いる場所だ、ということを知ってよかったです。それにしても有名産地なので人の多いこと多いこと・・。途中夜店とかも出ているし、お土産屋も出ているし、環境を整備しているボランティア団体も協力金(100円)を集めていました。
こういうのを見るとホタルの観光資源としてのパワーの凄まじさを感じますし、そりゃ放流をしたり、タナゴの生息地を破壊してホタルの棲む川を作ったりするよね、と思います。一方で、この人気は河川環境に興味を持ってもらう上でも重要なキャラとなりうることも意味しているでしょう。なんだかんだ言ってもゲンジボタルはきれいな川に多いのは事実でして、カワニナもきれいな水の指標種なわけで、これら2種が多産する環境というのはヒメドロムシはじめ他の地味な中〜上流の水生生物にとっても良い環境ということは間違いないわけです。ホタルを中心にして良い川を作る、とかいう話はまあ悪い方向ではないのでしょう。ホタルしかいない川を作る、にならければ。

ということで今週の天気が思いのほかよさそうなので、今日から南九州に調査に行ってきます。