オイカワ丸の湿地帯中毒

湿地帯中毒患者 オイカワ丸の日記です。

日記

本日は某魚保全に関する会議に潜入させてもらって、その後は12月の福津環境フォーラムの会議に参加という一日でした。
前者に関して言えば行政のあまりに頼りない姿に寂しさを感じました。市の文化財に指定しているのにもかかわらずそれが生息する環境がどうなろうとどうもしない。種指定の採集禁止の条例作ったら無関心、何かあったら現場の問題っていうのはおかしな話ではないですかね。圃場整備を受ける側も、保全したい側も歩み寄っているのにその真ん中で折衷案を提示すべき行政は何も発言しない。絶滅危惧種に指定した県も天然記念物に指定した市も何も発言しない。こんなんでは本当にどうしようもないです。
ということようなことがあったあとで後者の会議でしたが、やはりそういうことにならないようにするためには色々な立場の人を巻き込んで時間をかけてやっていくことが、遠回りなようで実はみんなが楽しくて効果のある保全ができるんではないかと思いました。対立ではなくて共存するための線引きをしなくてはなりません。人間の便利・安全も大事だし、生物・環境の保全も大事です。