オイカワ丸の湿地帯中毒

湿地帯中毒患者 オイカワ丸の日記です。

日記

昨年に中国・上海に行った時にお土産にスーパーで購入した魚の缶詰を開けて食べました。

こちらです。缶には中国では食用魚としておなじみのラベオ亜科の淡水魚・ケンヒー)リンユー)のような魚類が描かれています。豆豉鯪魚(トウチケンヒー)と思われます(しかし違ったのです・・それはこの記事後半で・・)。

あけた様子です。美味しそうな香りです。

ということでオーソドックスに青菜と炒めました。たいへん美味しいです。骨がけっこう強力で、よく噛まないと刺さりそうでしたが、実は柔らかいのでよく噛めば大丈夫です。で、この骨、コイ科にしては鋭く硬いなー・・と思っていたのですが・・

この写真を某SNSであげてつぶやいていたところ、とある中国の淡水魚に詳しい方より「配料 罗菲鱼とあるので、ティラピアなのではないでしょうか」とご意見いただきました。

なるほど確かにこの名前はティラピア!!骨がやけに大きく硬かったのとも整合的です。これはティラピアだったのでした。ティラピアはまあおいしいので、おいしかったのも納得です。

 

で、あの缶詰、2009年に中国に行った時も確かお土産に買って食べたなと思い出して探したら写真残っていました。改めて確認しますと、鰭の位置などからしてこちらは間違いなくティラピアではありません。本物の養殖ケンヒーだったに違いありません。似たデザインだけど別商品。次は魚名もきちんと確認しようと思います・・

この写真、左が頭側で上面が腹側ですが、胸鰭と腹鰭がいずれも腹側にあり、腹鰭が胸鰭と尻鰭の中間付近にあるので、ティラピア含むスズキ目ではないことがわかります。コイ科として矛盾ありません。改めて食べてみたいところです。