オイカワ丸の湿地帯中毒

湿地帯中毒患者 オイカワ丸の日記です。

日記

遅くなりましたが先週土曜日に無事帰国しました。7日間で70地点ほど調査を行い、60種以上の淡水魚に出会えました。中国調査の内容はまた後ほど適宜更新していきます。今回は何よりもタニノボリ類に出会えたのが良かった。憧れのドジョウでした。触感、動き、匂いなど妄想していたとおりで感動しました。

たぶんVanmanenia stenosoma

こっちは?なんか良くわからないので調査中です。

帰国翌日は最終日となっていた九州国立博物館の古代九州の国宝展を見に行ってました。九州ファンとしては見ておかなくてはならない展示でしたが、いやー古代から熱いです。面白かった。断言していないものの邪馬台国は九州にあったに違いなさそうにしか思えない展示がそこかしこにあってさすがという感じがしました。最近はちょっと九州説は旗色が悪いようですけど、強大な国家があったのは間違いないようですのでそれが何かということでも明らかになってほしいものです。
で昨日は今年ずっと観察会・勉強会などでかかわっていた長崎のほうの川のガイドブックの最終打ち合わせなどしてました。こういう冊子作成は目標が明確で皆で盛り上がりやすいですし、出来たら出来たで色々な活動の礎になりますし、どんどん更新していこうという点で未来にもつながりますし、色々と環境学習には向いているように思います。ひとつの川にひとつの図鑑、みたいな活動は今後の地域主導の環境保全のスタンダードになるでしょう。ただし印刷して出すということは後々残ってくる資料となりうるので、その内容については適宜その筋の人にチェックをしてもらって正確を期す必要があります。ということで頼まれたこちらも真剣に取り組みました。3時間ほど担当の方と直にやりとりして修正しましたが、かなり良い冊子が出来たと思います。出来上がりが楽しみです。