オイカワ丸の湿地帯中毒

湿地帯中毒患者 オイカワ丸の日記です。

日記

今日は新規採用職員向け現場体験型研修(必修)。農業試験場におけるイグサの刈り取りを申し込みました。この研修は選択性でほかにも色々ありましたが、イグサは九州ぽいですし、何より湿地帯の生物であることからこれに決定。

刈ったイグサを株ごとに束ねる様子。いくつかの品種を同じように育てて特性の違いを調べているそうです。

専用のマシンも現れました。すごい威力です。しかし我が県ではイグサ栽培はかなり下火ということで、この実習もあと数年でなくなるのではと仰っていました。県独自の品種もあるということですが、中国産に押され採算がとれないとか。ひとつの農業文化が消えていくのは残念なことです。
ちなみに稲もイグサも水田で栽培しますが、農場の方に質問したところ、通常の栽培では稲のほうが農薬を多く使うが、イグサの方が窒素肥料を多く使うということでした。