オイカワ丸の湿地帯中毒

湿地帯中毒患者 オイカワ丸の日記です。

日記

本日も通常業務。某報告書の作成が主。あいまあいまに科研費の実施状況報告書なども作成。2ヵ年計画にしたけど3ヵ年計画にしとけばよかった。とても終わりません、などとは書かず前向きな発言に終始しました。ガンバロウ。

何の前触れもなく九州の流水性サンショウウオ画像をいくつか。こちらは筑後川水系産コガタブチサンショウウオ。尻尾が太短いのが特徴的。でもこれは9年前の画像でぶれぶれ・・。これ以来出会っていないので今年はぜひ出会いたい。ものすごく秘密にしている秘密ポイントに今年は行ってみやう。。

こちらは大隈半島産オオダイガハラサンショウウオ近似種。近年の分子系統による研究結果では本州産とは区別できるようです。写真の個体は幼生です。これは8年前くらいの画像。当時は学生だったので野宿しながら幻のヒメドロムシを求めて大隈半島をさまよっていたのですが、その時に渓流で発見したのでした。あの興奮が蘇る。成体を見たい。

最後は九州の至宝・ベッコウサンショウウオ。これは最近の画像で五ヶ瀬川水系のもの。これを発見してしまった時は思わず叫んでしまいました。画像はまだ若い個体で、いつか大型の個体を拝んでみたいものです。ブチとは明らかに違う、まさに鼈甲細工のような鮮やかな模様です。