オイカワ丸の湿地帯中毒

湿地帯中毒患者 オイカワ丸の日記です。

日記2

ついでにもう一つ新聞記事。2週間ほど前のだけど。
「新技術のヒントはネコの舌 生物模倣技術が続々と実用化(リンク)」
ヤモリの指の裏は粘着テープに、アサギマダラのハネは扇風機に、ネコの舌は掃除機に、キリギリスの脚は自動車部品に、それぞれ応用が可能という話。今は役に立つかわからない生物であっても、いつか何かの役に立つかもしれないという良い事例です。役に立つ立たないで生物を語るな、という声は(特に硬派な生物屋さん内に)根強くあるのですが、残念ながら社会では役に立つかどうかで語る人たちが多数派ですので、間違って多数派の集会場で反論する破目に陥った場合には、声を震わせながらこれらの事例を持ち出せば、何人かは説得できるかもしれません。