オイカワ丸の湿地帯中毒

湿地帯中毒患者 オイカワ丸の日記です。

日記

本日も引き続き県外。しかし雪には勝てず、予定の調査は行えませんでした。残念。せっかくなので20年ほど前にいちはやく「多自然型川づくり」が実施された箇所を見に行くことにしました。

さきがけ事例とは言え、とてもよい雰囲気でした。スバラシイ。瀬、淵、淀み、ツルヨシ帯と本来のこのあたりの流程で出現しそうな環境構造はセットでできているようでした。しかも治水効果も高い事業であったとか。
予習の結果、石組みの護岸にネコヤナギの枝を差し込むというネコヤナギ護岸が行われた、という情報を得ていたのでそれを探します。

ありました。おそらくこのもっさりと成長したのが20年前に植えられたネコヤナギではないでしょうか。この下にはたくさん魚がいました。

ついでに魚も採ります。ウグイTribolodon hakonensis

タカハヤRhynchocypris oxycephalus

カマツカPseudogobio esocinus

そして、ニシシマドジョウCobitis sp. BIWAE type B。ものすごくたくさんいました。スバラシイ。こう、力強く跳ね回るのが、すごく、"シマドジョウ"です。。尾びれの模様とか背中の模様とか、タマランですなぁ。
ということで戻ってきたので、明日からまた日常業務。滞っているアレコレがちらつく・・。