オイカワ丸の湿地帯中毒

湿地帯中毒患者 オイカワ丸の日記です。

日記

本日は雨でしたが隣県の知り合いの方のご案内で、来年度に消滅する予定のスバラシイ水路へ。

雨でも採集は行う。ホンの30分ほどでアリアケスジシマドジョウを筆頭に、ドジョウ、カワムツ、ヌマムツ、オイカワ、カマツカ、ツチフキ、ゼゼラ、イトモロコ、ニッポンバラタナゴ、カゼトゲタナゴ、アブラボテ、メダカ、ドンコなどがざくざく採れました。

実に惜しい。改修は決定事項なのでいかんともし難いそうなのですが、発注元に直接乗り込んで意見したいとのことで、せめて多少は生物に配慮する形の工法の提案など、色々と作戦を練ってみました。私が立場上よその会社には口出しできないのがもどかしいところです。
ただ、このあたりではこんな水路はまだいくつか残っているものだから、おそらくなんとかしてくれゴルァと言っても、「でもまだ最後の一ヶ所ではないんですよね」とかなんとか言われてしまうのも目に見えています。こういう場所が複数あるのが重要かつ健全なのに、最後の一ヶ所しか守れないというのは(最後の一ヶ所でも守れないことも多いですが・・)、どうしたら良いものか、いつも悩んでしまいます。似たような事例が今年あったな、とか思いながら複雑な気分で家に帰りました。
地元からそのような要望はない、という言い訳は事業者側の伝家の宝刀ですから、やっぱり配慮してくれと色々な人が言い続ける必要はあるのかもしれないですね。21世紀なんでね、少しは色々と仕組みが変わってほしいですね。
まあまず明日は選挙に行こう。