オイカワ丸の湿地帯中毒

湿地帯中毒患者 オイカワ丸の日記です。

日記

こないだのつづき

この島は高度に圃場整備がなされていて、ため池はほぼこのような全面ゴムシート張。水漏れは防げるのでしょうが、生物にとっては最悪です。さらにすべるので人にとってもアブナイ。

水路はほぼ三面コンクリ張り。底面は石はっていますが、生物にとっては意味がありません。

山間にはかろうじてこのような自然のため池がありました。

そして最後の渓流ではないかというような場所も。なんとかこれらの環境は後の世に残してほしいものです。

稲作水田は小学校の環境教育で使われているもののみ、ということでかつての稲作水田はすべてサトウキビ畑に変わってしまったようです。そんな中、田芋水田はわずかに残されています。水生昆虫にとっては最後の貴重な生息環境でしょう。

空港で見たヤツガシラ。色々と考えさせされる調査でありました。