オイカワ丸の湿地帯中毒

湿地帯中毒患者 オイカワ丸の日記です。

日記

今日は野外で外来生物との戦い。ということで今日は下にありますセイヨウスイレンと格闘しておりました。寒い寒いといって始めましたが、すぐに暖かくなりました。皆様もぜひ。

池の水は抜いてあります。セイヨウスイレンは長い根茎を泥中に延ばしており、それを引っこ抜いていきます。

次々と抜かれるセイヨウスイレン。セイヨウスイレンに罪はありませんが、この池には某希少な水生植物が生息し、明らかにセイヨウスイレンによって生育が阻害されています。すなわちセイヨウスイレンは春先に根茎から速やかに葉を水面上に展開するため、5月頃に種子から展開する某希少な水生植物は光をさえぎられて、成長はおろか発芽することもままなりません。したがって、本来この場所にいなかったセイヨウスイレンを駆除することは止むを得ません。

しかしこの活動も4年目。成果は着実に現れており、セイヨウスイレンの個体数減少の一方で、この植物の個体数はだいぶ増えてきています。今年はなんと池底に大量の種子が!!成果が出ているのでなんとか続けたい活動です。ちなみにこの植物はオニバスです。
ふと気づいたけど、下の日記のクロダマルとほぼ同じサイズですな・・