オイカワ丸の湿地帯中毒

湿地帯中毒患者 オイカワ丸の日記です。

日記

今日は某所で捕獲されたアリゲーターガーを見せてもらいに行ってきました。外来種問題を普及啓発する上でうんたらかんたら・・

で、全長100センチ超の個体は想像以上に迫力満点でした。古代魚と言われている仲間だけあり、その形は相当カッコイイです。淡水魚好きにはたまりません。アリゲーターガーは北米原産で低水温にも強く、日本でも越冬が可能と考えられています。今日はすごく寒かったですが確かに生きています(ただだいぶ弱っているようでした)。

今後、いくつかの環境教育に活用されて、剥製になる予定です。なんともかわいそうですが、野放しにしておけば本来この外来種がいなければ生き続けるはずの魚が食料とされてしまうわけですし、万が一繁殖して増えるなどということになれば、この体サイズを考えると餌とされる生物への悪影響は甚大でしょう。

そして、この牙・・。100センチを余裕で超える種類ですから、人への被害が起こる可能性も考えられます。魚を好きな人が魚を駆除しないといけないという悲しさ。飼育している生物を野外に放すことは絶対に慎まないといけません。みんなが迷惑します。