オイカワ丸の湿地帯中毒

湿地帯中毒患者 オイカワ丸の日記です。

日記

ちょっと写真が必要だったため、急遽有明海方面へ行ってきました。天気も良く久しぶりにムツゴロウにたくさん出会いました。

ムツゴロウ(奥)とトビハゼ(前)。人影を見るとサッと近くの穴に逃げ込みます。で、じっと待っているとこのようにそろそろと顔を出します。ムツゴロウとトビハゼは特別仲よさそうではありませんが、すごく仲悪い感じでもないようです。

ムツゴロウ3匹。ムツゴロウどうしはかなり争っているように見えます。

穴から顔を出すムツゴロウ。青い斑点が美しい!体には泥が付着して泥色ですがよく洗っても泥色です。皮膚の色が泥色です。

帰りに近くの川で少しタモをいれてみるとヤマノカミが採れました。ちょうど遡上時期ですね。しかしこの堰は上れるのか疑問です。毎年かなりの数のヤマノカミが堰下で遡上できずに死んでいると思われます。ヤマノカミに配慮した魚道整備が必要です。ヤマノカミは遡上能力が大変低く、アユ基準で作られた階段式魚道はまず遡上できないことがわかっています。

背中から。なんともかっこいい。同種は朝鮮半島から中国に広く分布していますが、日本では有明海湾奥部のみ。非常に貴重な魚です。いつまでもこの地で生き続けて欲しいものです。