オイカワ丸の湿地帯中毒

湿地帯中毒患者 オイカワ丸の日記です。

日記

今日は水辺の観察会でした。今年度一回目。ここは何故か毎年確実に天気がよいです。色々採れて楽しいところです。

過去一度も採れたことのないコイがお目見え。大きかったので子供たちに人気がありました。ちょっとおさわりされてもらって元に戻します。

アブラボテ。今が産卵期なので良い色です。

カネヒラ。秋が産卵期なのですっかり地味な感じに。

カゼトゲタナゴ。これは雌。今が産卵期なので産卵管も伸びてお腹が大きいです。

モクズガニ。今日はわりとどの生き物についてもおーとかあーとか好意的な反応があったので良かったです。どれか一種でも記憶に残ってくれるとやったかいもあるのですが、はてさて。



帰りにちょっと寄り道したらまじゃくが売られていたので思わず買ってしまいました。まじゃくとは有明海周辺などでの地方名でアナジャコというエビに近い甲殻類です。干潟の穴の中に暮らしているものです。比較的広い分布域をもっていますが、食用として流通しているのはこの地域ならではでしょう。

自宅にて。けっこう大きいです。

エビではないのでエビとは違う独特の形態。

今回は唐揚げに。久しぶりに食べましたが、美味しいものです。健全な干潟にはたくさんいるものですが、最近はどこでも減っているようです。干潟があれだけ「いじめられていれば」当然とも言えます。いつまでも有明海のものが流通する世の中であってほしいです。