オイカワ丸の湿地帯中毒

湿地帯中毒患者 オイカワ丸の日記です。

日記

この日が本来のお仕事。3時半起床、琵琶湖のエリ調査同行→会議→懇親会→終電で帰宅というハードスケジュール。

久しぶりの琵琶湖!素晴らしい!!エリを間近で見て気分も上昇傾向です。

大きなニゴイ。ニゴイはなかなかこちらでは見れない魚ですので、しかもかっこいいカマツカ亜科ですので、興奮します。

ウグイ。九州のより何か細長いような・・

ワカサギ。国内由来の外来種ですが、個体数も多く重要な水産資源のようです。

ビワヨシノボリ。雄の尻鰭の縁取りの青白さが目立ちます。

見たいと思っていたイサザ!間近で触ったりするのは初めてだったので喜ばしかったです。弱い魚のようですぐに弱ってしまいます。

ハス。九州の外来ハスより太っています。

オオクチバス?九州のより体格もよく、模様の特徴などもフロリダバスというものに似ているようです。実際に琵琶湖のバスはフロリダバスの遺伝子を有している個体が多いという話もあります。

ウツセミカジカ。ぬめーっとしていて、九州の中卵型とはまったく違う魚のようです。

そして今回もっとも期待していたのがこれ、ビワコのカマツカです!琵琶湖産カマツカとの出会いは学生時代、標本を送ってもらって初めて見た時は驚愕しました。頭部や吻部、側線鱗数、追い星などなど、九州のカマツカと全く違って、別種だと思いました。その後の解析で遺伝子はそれほど変わらないこともわかりました。さてこのカマツカの正体が明らかになる日は来るのでしょうか??まあとりあえず生きたビワコのカマツカに触れることができて、大満足であります。