オイカワ丸の湿地帯中毒

湿地帯中毒患者 オイカワ丸の日記です。

日記

湿地ビオトープでの観察会。毎年しているものです。雨かと思いきやぎりぎり降らず、むしろ曇りで良かったです。

ドジョウ。今年は繁殖あんまりしていないようで、心配。それでもけっこう採れました。なお自分のタモ網には入りませんでした(泣)。

ハイイロゲンゴロウ。相変わらず死ぬほどいます。必殺の手から飛び上がるショーは今年も好評でした。

ヌマガエル。なんだか大人しかったので手乗り。かわいい。

オオミズムシ。なぜか今年はこいつがたくさんいた。大型で迫力があって相当にかっこいい。

観察会後は別の場所にて某ため池の調査。このため池は三年間の改修事業が今年終わったのですが、某希少水生昆虫の生息場でもあるため、色々と協議して保全措置を行っていたのです。先日知り合いの方からその某希少水生昆虫がたくさんいたよ!という報告を受けていたので、自分でも確認です。

そして・・イター!!!コバンムシ!!!

大判小判ざっくざくの図。すべて幼虫なので今年の繁殖個体です。すなわち保全措置が成功したということでしょうか?まだ油断はできませんがとりあえず一番重要な、初年度に大繁殖を確認できたのは、第一段階クリアと言えましょう。生活史を考慮していくつかのポイントを整理し、担当者と細かい打ち合わせをして、工法や工期等を調整してもらったので、本当にうれしいです。特に担当者にはかなり努力していただいたので、感謝したいです。
来年、再来年もこのまま行くと良いのですが・・。まずはめでたい。ということで。