オイカワ丸の湿地帯中毒

湿地帯中毒患者 オイカワ丸の日記です。

日記

年末に向けて怒涛の調査を続けています!

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今日の調査にて、植物がはえるタイプの護岸です(上側)。隙間にカナヘビが潜り込んでいくのも見たし、従来型のコンクリートパネルよりははるかに良い。ただそこから下側、水際の処理がやはり課題。ここはもう少し何かアイデアというか工法はないでしょうか。エコトーン(移行帯)がありません。これは生物多様性にとって良くないのです。生物多様性保全は世界的に重要な課題となっていくなか、やはりこうした部分の研究が重要になってくるでしょう。護岸として堅固だけど、生物多様性保全にも貢献する、そういう両立した構造の提案が必要です。