オイカワ丸の湿地帯中毒

湿地帯中毒患者 オイカワ丸の日記です。

日記

福岡の平地のサクラも満開で今日明日でもう終わりでしょうか。ということで庭の湿地帯ビオトープも春めいています。

春感あります。この時期はアメンボ類が飛来するはず・・と探してみるとやはり来ていました!

 

 

コセアカアメンボです!春先は必ずどこかかから飛来します。ただずっとここにいるわけではなく、数週間で消えてしまいます。しかしこうした湿地帯を渡り歩いていくのが本種の生活史特性ということなので、ここにこうして一つ湿地帯があることで、この地域のコセアカアメンボ個体群の維持に多少は貢献しているのではないかと思います。春先はもう一種、ヒメアメンボも毎年飛来します。今年も来てくれるか、日々観察をしておきたいと思います。

夕方はまとまった雨が降り、湿地帯が増水しました。ということでヘッドライトをつけて夜間観察です。まだ寒くてヤゴやカタビロアメンボも見られませんでしたが、何やら怪しげな影が動いています!

この姿、見覚えがあります。早速捕まえます。

これは2022年に現れたヒゲナガハナノミの幼虫!久しぶり!継続してこの湿地帯で繁殖していたようです。撮影して戻しておきました。まだ成虫を庭で見たことがないので、今年は見てみたいです。