2025-04-01から1ヶ月間の記事一覧
ということで石垣島と与那国島に行ってきました。特に与那国島は20年ぶり。思い出の島であったわけですが、折々その様子など書いていく予定です。 今回出会いたかった湿地帯生物はいくつかあるのですが、その中で特にこれはと思っていた2種類をまずは紹介。 …
実家の父上から写真が送られてきました。庭で花が咲いたニリンソウとイチリンソウです。 こちらがニリンソウ。基本的に1株に花が2つ咲くので二輪草。 そしてこちらがイチリンソウ。基本的に1株に花が1つ咲くので一輪草。 これらは今からおよそ33年前、当時中…
おかげ様で「自宅で湿地帯ビオトープ!生物多様性を守る水辺づくり」は多くの方に読んでいただいており、各地でビオトープづくりが進んでいるようです。ありがとうございます。 それで、先日色々とネット上を徘徊していて、特定外来生物のオオカワヂシャがそ…
今日は訳あって捕鯨について調べていたら外務省のサイトに解説があることに気が付きました。 www.mofa.go.jp外務省としては「資源管理ができる」という水産庁の言葉を信じて論を組むしかないわけですが、一方で、サバもアサリも資源管理できてない国がクジラ…
先月のこのニュース「IUCN ムツゴロウを新たにレッドリスト国際的絶滅危惧種に」 www3.nhk.or.jp ムツゴロウがIUCNのレッドリストで絶滅危惧種入りしたのに福岡県レッドデータブック2024では準絶滅危惧から外れた、ことについて理由を聞かれました。福岡…
NPO法人北九州・魚部がプロデュースするオンセンゴマツボ荘に湿地帯ビオトープを造成する企画。「オゴマ荘亀川ビオトープ」の第2回作業に行ってきました。第1回はこちらです↓ oikawamaru.hatenablog.com 前回3月30日はほぼ完成というところまで作業しました…
そういえば先週、庭の湿地帯にホソミオツネントンボがいました(2025年4月6日)。成虫で越冬する種類で、しかも越冬中は茶色となり活動期には青色となり、また時には活動期でありながら茶色のままの個体もいたりすることが知られる、変わったトンボです。 実…
春と言えばアユです。晩秋に生まれたアユは海に降り、一冬を海で過ごした後に川を遡上してきます。筑後川河口堰であるところの筑後大堰ではその建設以来ずっと遡上量のモニタリング調査を続けています。大変すばらしいことです。 今年の速報ですがこれまで20…
福岡の平地のサクラも満開で今日明日でもう終わりでしょうか。ということで庭の湿地帯ビオトープも春めいています。 春感あります。この時期はアメンボ類が飛来するはず・・と探してみるとやはり来ていました! コセアカアメンボです!春先は必ずどこかかか…
新年度となりました。今年も希少種の域外保全に関する研究や知見の蓄積などを続けます。ということですでに繁殖がはじまった某種や、越冬から目覚めた某種の世話もしつつ、今日は新たに某種の繁殖水槽を再整備しました。その某種は2年前から繁殖に挑戦して…